ここでは、ゼミ・講義の進め方について紹介します。入ゼミ希望者、講義履修希望者は参考にしてください。

 

【ゼ ミ】

 ゼミは15名前後の規模で実施するため、私からの講義は回が進む毎に減らし、主体的な学習をお願いしています。文献を読み進める場合にも、報告者がレジメを用意し、全体の前で30分とか説明するスタイルは注意力が散漫になる場合もあるため、採用していません。進行役(複数名)を置いたディスカッション形式を最近は採っています。

 ほかにゼミでは、毎回の新聞記事報告(最大3名のグループで、報告日より1週間前までの範囲で最も興味深い記事を取り上げ、その記事を読む上で必要なバックグラウンドを7分以内で報告)、ビブリオバトル、書評提出、ディベート、プレゼンテーション、映画鑑賞、横浜スタジアムでの野球観戦、夏合宿、卒論合宿などを実施しています。

 ゼミは3年間の長丁場です。学習を通じて、論理的思考力や文献を読み込む力を伸ばすことはもちろん、協調性やユーモアなども身につけて欲しいと思っています。

 また、年によってはゼミ生の自主的なサブゼミ活動(開発問題、地域紛争問題などを研究)、ゼミ誌『INTEL』の編集などが行われています。

 教員として,オン・オフの切り替えがはっきりしているゼミ運営をしています。厳しく指導しますが,ゼミの雰囲気は毎年明るいです。

 

購読文献(これまでの例)

ゼミI(2年生):藤原帰一『戦争の条件』、平岩俊司『北朝鮮は何を考えているのか』、国分良成編『中国は、いま』、藤原・大芝・山田編『平和構築・入門』,根本かおる『日本と出会った難民たち』

 

ゼミII(3年生):松元雅和『平和主義とは何か』、白石,ハウ『中国は東アジアをどう変えるか』、フリードバーグ『支配への競争』、飯田敬輔『経済覇権のゆくえ』など。

 

ほかに学術論文や、防衛白書、東アジア戦略概観、各種研究報告書などを適時利用します。

 

ゼミ紹介はJINDAI STYLE 307号にも掲載されています。

 

【講 義】

 50名以上の大人数講義は、知識の伝達に力点を置いているため、講師を務める私が話をしていくことが中心になります。何かを覚えるとか、一つの答えが決まっている問題を解くのではなく、(色々な現象に対して)国際政治学者のように考えることが(少しでも)できるように、分析の道具、思考する力を身につけて欲しいと思って講義しています。